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雪も解けて、春の穏やかな気候が続くようになると、人の気
の緩みにつけこむように、悪徳商法をひんぱんに繰返す人間の
動きも活発になってきます。そこで、今回はこの時期、特に多
くなる『点検商法』を取り上げます。
点検商法とは、『近所で・・が発生したから、ついでにお宅
も無料で点検します』とか『・・(官公署)から依頼を受けて
この辺を調査しているので』などという言葉で、巧みに家の中
に上がり込み、点検するフリをして小道具を使って大きな問題
を作り出し、相手の恐怖心を煽って高額商品を売る、というも
のです。
さまざまなパターンが有りますが、その代表的なものとして
は床下点検・外壁点検・布団点検・水道水点検・消火器点検な
どが有ります。
床下点検・・・床下を点検するという名目で、床下にもぐ
り、『床下にシロアリがいて、ボロボロに
なっている』とおどかし、駆除のためと称
して、高額の契約を結ばせる。あるいは、
『カビや腐食がびっしりでほうって置くと
家が傾いたり、病気になる』とおどかして
床下換気扇や調湿材等を売りつける。
外壁点検・・・家の外壁のひび割れやペンキの剥がれを大
げさに誇張して、『このままだと躯体部分
まで、影響を及ぼす』とおどかして、改築
やサイデイング工事を契約させる。
布団点検・・・布団の無料クリーニングを名目に布団を出
させ、『この布団には大量のダニが発生し
ている。原因はこの布団に使われている原
材料が粗悪だから』等と言って、粗悪な布
団を高額で買わせる。
水道水点検・・訪問先の家の水道水に微量の塩素にも反応
する試薬を入れて『この水を飲み続けてい
ると、間違いなく病気になる』と不安をあ
おり、フィルターだけの安物の浄水器を電
子分解とか活水とかわけのわからない文句
を並べて、高く売りつける。
消火器点検・・消防法が変わったとか、今までの消火器で
は実際の役に立たないということを言いな
がら、消火器の不備や期限切れあるいは法
に適合していない等と並べたてて、市販の
何倍もの値段で買わせる。
等々、いろいろな手口で、『カタリ商法』(保健所・消防署
など・・・から来ました)と組み合わせてダマシにきます。と
くに、彼らは都市部よりも地方の住民、その中でも高齢者を狙
って餌食にしようとしますので、注意を!!