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◆  女医マヤの『セクシー心理学』  ◆

『心を開く、禁断の言葉とは?』   
 
<心を開く、会話テク>                         ビジネスでも、恋愛でも。相手と心を通わせるときに一番重要なのは、『会
話』。今回は、『相手の心を開く会話テクニック』を学んでいきましょう。 
 題して、「心の扉をオープン・クエスチョン」! ・・・毎回、センスない
タイトルでごめんなさい。さぁそれでは恒例の、セクシー・イメージ・クイズ。
今から言うシチュエーションで、もっともふさわしい選択肢を選んでください
ね。                                 
(問題)                               
 あなたには、現在とっても気になっている同僚がいます。今日こそは、もっ
ともっと親しくなるんだ! と意気込んでいます。            
 さて、最初に相手にかける言葉のうち、一番効果的な言葉は何でしょうか?
                   セクシー難易度 ★★★☆☆   
 1「ね、元気?」                          
 2「調子どう?」                          
 3「コピー取ってくれない?」                    
 4「セクシー心理学、読んでる?」                  
 さぁ、あなただったら、何て言うかな・・・?              <形式の違う答え>                           答えは決まりましたか?実はこの選択肢の中で、一つだけ「形式が違う」こ
とに気がつきましたか? それこそが、正解なのです。          
 ・・・え? 4番「セクシー心理学・・・」だけがマニアック? いえ、そ
ういうことじゃなくて。                       
<会話は、心のピンポン>                        会話はピンポンと同じ。もちろんプロになれば、相手の会話の一つ一つから
その人の傾向や性格を読んでいくことができます。でもそこまでの自信がない
のなら、とりあえず『どれだけ途切れさせないように会話していくか』が、一
番大切なこと。                            
 それだけでも、相手の心は少しずつあなたにシンクロしていくものです。 
 では、上にあげた選択肢を見ていきましょう。            
<それってオープン・クエスチョン?>               精神科・心療内科に限らず、全てのドクターは、まず「面接の取り方」とい
う方法を習います。そこで覚える数々のテクニックのうち、もっとも基本とい
われているのがカウンセリングにおける必須テクニック「オープン・クエスチ
ョン」。                               
 日本語で言うなら、「開かれた質問」。答えをYES・NOで限定せず、 
「どのように」など相手に具体的に答えさせていく質問形式のことです。  
 この質問は、会話を途切れさせることがありません。このオープン・クエス
チョンを続けることで、会話は少しずつ少しずつ広がっていくことができるの
です。                                
 ほら、選択肢を見てください。この中でオープン・クエスチョンは、2番だ
け。すなわちこれが正解。1番、3番、4番は、全て「YES・NO」で答え
る質問です。これは逆に「閉じた質問」こと「クローズド・クエスチョン」と
言います。                              
「閉じた質問」の場合、相手はそのどちらかでしか答えることができないので、
会話がそこで途切れてしまいます。自信満々どれかを選んだあなたは、普段の
会話でちょっとだけ苦労しているはずです。思い当たるフシは、ありませんか?
 あ・・・、ちなみに最初の話題で4番を選んでいる人は、別な意味で苦労す
るかも・・・。                           
<閉じた質問は、こんなにツライ!>                例えば1番「ね、元気?」と聞かれた場合。YESなら「はい、元気です」
これに対して、あなたはどう続けますか?「へぇ・・・。元気なんだ・・・」
ほら、会話が終わっちゃった。                     
 ではもしNOの場合。「ね、元気?」に対して、「いえ、元気じゃありませ
ん」これなら、まだ少しは救いがあります。「どうして元気じゃないの?」こ
れで、まだ会話は続けることができるでしょう。             
 でも一言目にして「NO」「元気じゃない」と言わせることは、相手のテン
ションを大きく下げます。こんな会話だったら、言わない方がマシなのです
<オープン・クエスチョンは会話に必須!>             その点、「オープン・クエスチョン」は会話をどんどん広げていきます。
 「調子はどう?」                          
 「最近なんだかツライんですよぉ・・・」               
 「どうして?」                           
 「だって全然眠れなくて・・・」                   
 「へぇ、眠れないんだ・・・」  (←さりげにセクシーメソッド『白雪の
                              ミラー』)
 「はい・・・」                           
 「何かあったの?」                         
 「うーん、実は・・・」                       
 会話が進めば進むほど、相手の心は開いていくもの。あなたが相手の心の中
に入り込みたければ、「オープン・クエスチョン」は必須のテクニックなので
す。                                
<さらなる応用って、いったいナニ・・・?>            ・・・と、ここまではどこの研修医マニュアルにでも書いてあるお話。でも
ね・・・。                              
 実はここからがセクシー心理学の真骨頂なの。さぁ、オープン・クエスチョ
ンのさらなる応用!! 相手が心を開くだけではなく、さらに「自ら招き入れ
てくれる」ほどになる心理テクニックとは、いったい何なのか!?     
 でも、オープン・クエスチョンも、いつでも使えばいいというわけじゃない。
タイミングよく使うことが、もっとも相手の心を開くことができる!それでは、
そのタイミングとは、いったいどのように見分ければいいのでしょうか? 
<ウソって、どういうもの?>                   人は、いくらでもウソをつけるもの。部長の自慢に対して、「もう聞き飽き
たよ・・・」と思いつつも、「へぇ・・・。すっごいですねぇ!」 友達の遅
刻に対して、「いい加減にしろよ・・・」と思いつつも、「いいよ、気にしな
くて」                                
 ウソをつくという行動は、ほとんど、こんな風に起こっています。    
 「相手に対してマイナスの気持ちを持っている」(キライ・イヤ、など) 
   →「それをそのまま表現すると関係がうまく行かなくなる」     
   →「だから、気持ちとは逆のプラスの言葉を発する」。(スキ・イイね、
                                 など)
 こんなウソは、人間関係においてとっても重要な役割を果たしています。こ
れがなければ、ほとんどの関係は破綻してしまうでしょう。        
 でも・・・。 特に夫婦や恋人、仕事仲間などの間で、あまりにこのウソが
頻繁に使われたら、どうなってしまうと思いますか?          
<『ウソをついちゃダメ』じゃないの・・・>            例えば彼女が他の男性に告白されて悩んでいるけれど、彼氏に心配をかけた
くないから、内緒にしているようなとき。                
 彼氏「今日は楽しかったよね」                    
 彼女「う、うん・・・」                       
仕事のパートナー同士で、企画について話しているとき。         
 上司「この企画なら、かなり売れると思わないか!?」         
 部下「え、えぇ、まぁ・・・」                    
これが、その場限りの関係なら、まだ大丈夫です。            
 でも実際にこんな風に気持ちを隠すことが続いたら、二人の関係は取り返し
のつかないことになってしまうでしょう。彼氏はいつか突然に別れを告げられ、
企画は大失敗に終わる可能性だってあります。              
 覚えておいてください。「ウソは、短い関係なら円滑にするけれど、大事な
関係は必ず破壊する」。それではここで、あなたはどういう結論を考えますか?
 「あぁ、大事な関係で、ウソはついちゃダメなんだ」?         
 ・・・ちっちっちっ。それはちょびっと、甘い甘い。発想を180度回転さ
せる必要があります。 ほら・・・。カンのいいあなたなら、分かったはず。
答えは、「ウソをつかれちゃダメ」なのです。             
<ウソをつくのは、立場が弱い人!?>               実は、ウソをつく方は、立場的に弱い存在であることが多いものです。責め
られたり、問い詰められたりして、自分の立場が危険にさらされたときに、こ
れ以上危険になることを恐れるために、ウソをつくのです。        
 ですので、そんな状態の人に、「先のことまで考えてウソをつかない」とい
うことを要求するのは、あまりに酷なこと。というか、絶対に無理です。だか
らこそ、気を使うのは、立場的に強い「ウソをつかれる方」なのです。   
 それでは具体的に、どうすればいいのでしょうか?          
<言葉でウソは、つけるけど>                   そのためには、相手の「目」を見つめることです。人は言葉ではいくらウソ
をつくことはできても、ゴルゴなみのプロでない限り、体も同時にウソをつく
ことはできません。特に感情を司る「右脳」と直結している「左目」に、その
人の気持ちはもっともあらわれてくるのです。              
 だから、大事な人と会話をしている時は、常に「左目」に注意を払うこと。
(短い付き合いだったら、見ない方がうまく行くのは、言うまでもありません
)といっても、全てを見通す必要はありません。             
 左目が「寂しそう」か「楽しそう」かだけ判断すればいいのです。ウソをつ
いているときは、必ず後ろめたさが表れるもの。すなわち、絶対に「寂しそう
な左目」になるのです。                       
<すぐにオープン・クエスチョン!>                「楽しかったよ」、「この企画、いいですねぇ」、「大好きだよ」と言って
いるのに、相手の左目は寂しそう・・・。 そんなときは100%、ウソをつ
いています。だからそれを発見したあなたは、必ずオープン・クエスチョンを
行うこと。「どうしたの?」「本当のところ、どう思う?」 すると相手は、
ふっと本音を漏らすことができるはずです。               
 これがオープン・クエスチョンでない、YES・NOの質問だったら、どう
なるでしょう?「ねえ、本当にそう思ってるの?」 「ホントに私のこと、好
き?」突然に襲い掛かる二者択一の場合、相手は急いで返答しなければなりま
せん。                                
 そのとき、なるべく労力のかからない答え方を選ぶものです。相手は、慌て
て言うはずです。「も、もちろん思ってるよ!」「好きに決まってるじゃん!」
これは相手の心の扉を、さらにキツく閉じてしまうことになるでしょう。  
 すなわち相手の心は、文字通りオープン・クエスチョンでないと開けないの
です。                               
<<今夜のまとめ>>                      「大事な相手との会話のときは、2・3回でもいいから、相手の左目をチェッ
ク!もし左目が寂しそうなら、すぐにオープン・クエスチョン!!」これこそ
が、セクシーメソッド『左目のカギ』。                 
 恋人や夫婦、さらに仕事のパートナー・・・。そんな最高の関係は、『二人』
の努力によって作られるもの。「ウソをつく方が悪い」と、ウソをつかれたこ
とを被害者のように感じていては、決して何も生まれません。       
 ウソをつく人は、震えているのです。大事な相手との関係。そして、押しつ
ぶされそうな自分の気持ち。その二つの狭間に悩みながら、精一杯、ウソをつ
いているのです。                           
 左目を見つめながら、そんな相手を抱きしめてあげてください。そして優し
いクエスチョンで、心の扉を開いてあげてください。           
 あなたの大事な人を包めるのは、あなただけなんですから・・・。    

筆者の女医マヤさんのサイトです。 http://www.se-xy.net/

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